沖縄県のペット火葬事情について

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沖縄県豊見城市のペット葬儀ピクシーワンの新城社長に沖縄県のペット火葬の状況についてお聞きしました。

ペット葬儀ピクシーワンは那覇空港から車で15分余り、那覇市と豊見城市の市境の県道62号沿いにある創業17年余りの沖縄では中堅のペット霊園です。

(ピクシーワンの納骨堂は中の見える扉付きです。お問い合わせ⇒  ペット葬儀ピクシーワン TEL:098-851-2040)

沖縄県の人口は約140万人、犬の登録数は6万8千頭余りで人口100人あたりの犬の登録数は4.91匹(一般社団法人ペットフード協会)。

これは全国平均よりは低いが、青森県や奈良県などとさほど違いはないといわれます。

ところで、沖縄県の主要ペット霊園の数は8個。ほかに自治体や移動火葬車も動いているようですのでペット霊園じたいの経営は決して楽ではないようです。

「沖縄はペットの納骨、埋葬という意識が本土に比べてまだまだ低いです。」と新城社長はいわれます。

また、「合同火葬も多く、ペット火葬にかける金額も低いです。」というお話でした。

「ペットは尊い家族の一員である」という社会的意識はここ10年来日本全国に浸透してきており、ペットは死後火葬するのはあたりまえです、といった風潮は全国的に固まりつつあるといえます。

しかし、ペット火葬後に納骨して供養するといった一連の流れはまだまだ発展途上ではないでしょうか。

一方、ペットを亡くした喪失感、ペットロスは大きな社会問題になりつつあるのもまた現実です。

ペットも人と同じようにきちんと火葬、納骨、埋葬して供養するという当然の流れが自然になるという文化をわれわれはもっともっと広め、作っていく必要があるとあらためて実感しました。

今後、ペットの数が減っていくといわれますがわれわれはペット火葬、葬儀、納骨、供養という文化づくりによりちからをいれないといけませんねとペット葬儀ピクシーワンの皆様と誓い合いました。