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川口市は埼玉県南東部にある市で面積は61.95km2、人口は約60万人とさいたま市に次ぐ県内No.2です。隣接はさいたま市、越谷市、草加市、戸田市、蕨市であり、また荒川を隔てて東京都足立区および北区と接しており、住宅地が多く広がる地域でもあります。
2011年には旧鳩ケ谷市を吸収合併しました。
埼玉県では多くの他の市に比較して川口市は古くから鋳物工業が盛んで、キューポラ(コークスの燃焼熱を利用して鉄を溶かす溶鉄炉)のある街ということもあり、これまでペット葬儀、ペット火葬、ペット霊園に関する規定はありませんでしたが、近隣の市の影響もあり、2016年6月にようやく条例が設定されました。
これにより川口市内にペット火葬炉、ペット霊園を新規に設置するにはかなりハードルが高くなりました。
川口市ペット火葬炉の設置等に関する指導要綱
川口市の動物病院の数は44か所、犬の登録数は約26,400頭 (2015年)。そのわりに、ペット葬儀の施設は「ペットエンジェルゲイト埼玉・川口(川口ペットの郷)」他1か所余と多くありません。
ペットは家族の一員といわれている現代において少し寂しい状況ではないかと考えられます。尚、他に移動火葬車数社が稼働している模様です。
民間の施設、ペット霊園はペット葬儀も対応が細やかなところがほとんどですが、行政でも遺体の引き取りをおこなっています。
但し、その扱いは一般ごみと同様のものといわれています。
犬や猫等が亡くなった場合、市に持ち込むか連絡すれば委託された業者が有料で引き取ってくれます。(収集・運搬手数料+処分手数料=5,420円)
ただし、ペット葬儀や遺骨の返骨等は一切できません。