ペット訪問記 第64回

ペットの郷龍ヶ崎茨城県牛久市

茨城県牛久市にあるペットの郷龍ヶ崎に訪問しました

緑に囲まれ明るい雰囲気が魅力のペット霊園です。今回は友野社長にお話しを伺いました。

道路に面した目印の入口看板

最大15台収容可能な駐車場

霊園はいつごろ、どのような経緯ではじめられたのですか?

当園は平成17年3月にスタートして、おかげさまで今年10周年を迎えました。開園のきっかけは我が家の犬が亡くなりペット霊園を利用したことです。当時は火葬して供養をする施設も少なく、ペットを含めた家族全員が安心して最期の見送りができる施設があればと思い、この仕事を始めることになりました。

火葬炉の前で最後のお別れ

明るくひろびろとした収骨室

霊園の特徴をお話ください

清潔な施設、家庭的な雰囲気づくり、スタッフの明るい対応が特徴です。いままでお家にいたのと同じような感覚でペットとお別れができます。また当園では「ペットのさと」というフリーペーパーを年4回発行しており、ペットとのお別れエピソードやペット関連施設の取材紹介をしています。地域のペット関連施設への設置やポスティングでみなさまにお届けしています。

明るい納骨堂

大型犬の大きな骨壺も納められます

ペット葬儀を依頼される方に対して気をつけていることは?

すべてにおいて日々気をつけています。当たり前のことを当たり前にやることが一番大切だと思っています。犬が大好きな私にとって自分がされて嫌なことはしない、して欲しいと思うことをできる限りする、私をはじめスタッフ全員がペット好きだからこそ気付くことが多くあるのだと思います。

納骨堂内の本尊

合同供養塔

お客様とのエピソードで思い出深いものがありましたらお話ください

私が特に印象に残ったエピソードは、先ほどお話ししたフリーペーパー「ペットのさと」に「小さな命の物語」というタイトルで掲載しています。最新号では交通事故で二度と歩けないと宣告された犬と、その犬を保護した飼い主さんとの二人三脚でのリハビリの様子。そして、再び歩けるようになったというエピソードを掲載しています。ペットを愛した飼い主のみなさまが語ってくれるお話を、同じ思いを持って聞くことで少しでも悲しみを癒すお手伝いができればと願っています。

合同供養塔前の庭園では季節の花々が咲いています

庭園にあるかわいいオブジェ

今後やっていきたいことをお話ください

ここはペット霊園なので、ペットが亡くならないとお客様にお会いすることはありません。長年連れ添ったペットが亡くなった時に、初めて会う業者に葬儀を任せるのはお客様にとっても不安があるはずです。これからここに飼い主やペットと亡くなる前からふれあえる、サロンのような場所を作っていきたいと思っています。多くのケアをすることで安心して最期を任せていただけるよう日々努力していきます。

訪問を終えて

合同供養塔前の庭園や納骨堂、火葬炉に収骨室、すべてに管理が行き届いていて太陽の光が入ってくる明るいペット霊園でした。お客様のお迎え、お見送りも行き届いていて友野社長も必ず挨拶をされていたところに、心のこもったサービスを感じました。