ペットロスを乗り超えるための5つのステップ
ペットとの別れや死に対して、私たち飼い主は一般的に、否定⇒交渉⇒怒り⇒受容⇒解決 のステップを踏むといわれています。
<ステップ1・否定>
ペットが死んだときやいなくなったとき、病気などで死が間近いと知ったとき、「まさか」「うそ」などという現実を否定する思いや言葉がわき上がってきます。これは、精神的なショックから逃れようとして起こる自己防衛本能です。この「否定」から抜け出すには時間が必要で、その時間の長さは人によってさまざまです。短い人では数時間、長い人では数日かかることもあるそうです。何ヶ月もかかることはありませんが、現実を直視するにはそれなりの時間が必要なのです。
<ステップ2・交渉>
「交渉」のステップとは、飼い主がペットの置かれた現実が回避されたり、飼い主自身が望むような状態になることを願う時期です。「神様、どうか、この子を生き返らせてください!」「私の好きな食べ物を断ちますから、この子の病気を治してやってください」「これからは、ひとりで留守番なんかさせないから、がんばれ!」などと、交渉の相手は神様やペット自身であることが多いです。
<ステップ3・怒り>
「怒り」のステップは、ペットがそのようになったのは、誰かが悪いからだ、誰かのせいなのだと思い込む段階です。怒りの矛先は、獣医師であったり、家族であったり、自分自身であったりします。
「自分が鎖をはずしてやったばかりに車にひかれてしまった。私が殺したようなものだ。」「もっと早く病院につれていってやれば助かったのではないか。」など、自分に対する怒りは後悔となって、尾を引くことがあります。
<ステップ4・受容>
怒りがおさまった後に、ペットの死やペットとの別れという事実を理解し、それを受けとめられるようになります。これが「受容」のステップ。しかし、現実を受けとめたからといって、悲しみや苦しみが消えるわけではありません。いや、喪失感を埋めることができずに、より一層深い悲しみを味わうことになる場合もあります。しかし、その悲しみや苦しみは一生つづくわけではなく、少しずつ薄らいでいくものです。アメリカの精神科医によると、ペットロス体験者が心の痛手から立ち直るには、約10か月間かかるのが平均的だといいます。
<ステップ5・解決>
悲しみが薄らいで立ち直るのが「解決」で、最後のステップ。解決は、ペットのことを忘れ去るということではありません。ペットとの生活をいい思い出にして、心身の健康を取り戻し、普通の生活を送れるようになることです。中には悲しみが薄らいで、普通の生活をすることがペットに悪いのではないか、「自分は冷たい飼い主なのではないか」などと罪悪感を抱く人もいますが、そのように思う必要はありません。いつか悲しみは薄らぎ、また新しいペットと暮らしたいと思えるようになるのが「解決」だからです。ペットの死を経験した人の中には、「動物は死ぬから嫌だ。死ぬのを見るとかわいそうだから、二度と飼いたくない」「前に飼ったペットに悪いから、新しいペットは飼わない」という人がいます。ペットの寿命は人間の寿命より短かく、私たちはペットの死を看取らなければならないのです。ペットの寿命を否定するのではなく、短くてもペットが私たちに与えてくれた素晴らしい暮らしを感謝し、ペットの死を安らかに受けとめたいものです。
次項「4.ペットロスの悲しみに対処するために」へ
トップページへ
[お問い合わせ]
[会社概要]
[利用規約]
[プライバシーポリシー]
PCサイト:http://www.petsougi.net/
(C)ペット葬儀・霊園ネット